早期臨床試験について

次世代医療・iPS細胞治療研究センター(KI-CONNECT)では、くすりの開発の初期段階で行われる臨床試験(早期臨床試験)を行います。早期臨床試験には、くすりの候補を初めてヒトに投与するFirst In Human(FIH)試験、その候補の効き目を実証するProof of Concept(POC)試験、及び効き目を示すメカニズムを確かめるProof of Mechanism(POM)試験などが含まれます。いずれの試験とも新しいくすりを生み出すためにはなくてはならない重要なステップです。 我々、早期医療開発科は、診療科・職種横断的な実施体制の下で、これらの早期臨床試験における中心的な立場を担い試験実施を行います。早期臨床試験に参加を希望される患者さんは、以下の疾患パネルのご案内、外来受診のご案内をご確認ください。


外来受診のご案内

臨床試験(治験を含む)ごとに参加規準が異なります。参加を希望される患者さんや健常ボランティアの方は、以下をご参照の上、各試験の主となる診療科の外来を予約してください。 すでに当院におかかりの患者さんは、主治医に試験参加のご希望をお伝えください。

早期医療開発科では、幅広いがんの患者さんを対象とした早期臨床試験(新規治療薬治療法の安全性を確認する事を目的とした試験)に関するセカンドオピニオン外来(月曜午後)を行っております。希望される場合は、以下の案内をご確認ください。

~セカンドオピニオンの流れ~

  1. 主治医の先生とご相談のうえ、診療情報提供書、検査データ、画像データ等の資料をご準備ください。
  2. セカンドオピニオン外来申込書類]を印刷し、必要事項をご記入の上、地域医療連携室へご送付ください。
    【セカンドオピニオン外来申込書類】pdfはこちら
    ・印刷が難しい方は地域医療連携室までご連絡ください。FAXもしくは郵送させていただきます。
  3. ご送付いただいたセカンドオピニオン外来申込書類をもとに、地域医療連携室より受入の可否をご連絡します。
  4. ご準備いただいた診療情報提供書等のデータを送付ください。
  5. 地域医療連携室にて相談日を調整し、ご連絡します。
  6. 指定時間に受診いただきます。

主治医からの診療情報提供書によるこれまでの治療経過や検査結果等も含めた正確な情報が適切な判断のためには必須ですので、 主治医の先生と必ずご相読ください。


研究の情報公開について(オプトアウト)

課題名情報公開文書
日本人における甲状腺癌に対するレンバチニブの至適血中濃度の検討
制吐薬ガイドライン評価に関する調査研究
治験・臨床試験マッチングプラットフォーム構築に関する研究
固形癌に対するGPC-1 CAR-T療法の実用化に向けたex vivo安全性/有効性評価法の確立
がん治療の最適化に資する腫瘍モデルの開発に関する研究