2020年4月に開設された次世代医療・iPS細胞治療研究センター(Ki-CONNECT)では、がんや難治性疾患の早期臨床試験、iPS細胞を用いた再生医療、健常人対象の第I相試験などを実施します。 Ki-CONNECTは、これらの試験に特化した教育研究機関として、新しいくすりを望む患者さん、くすりを開発する製薬企業、そしてくすりの種を見つけ出す研究者を結びつける(CONNECT)ことで、先端的かつ独創的な臨床研究を行い、未来の医療の創造に貢献します。
このような、いわゆる早期医療開発は診療科・職種横断的な実施体制が不可欠ですが、早期医療開発科は、その体制において中心的な立場を担います。新規治療の臨床試験に参加を希望される患者さんや健常ボランティアの方とともに、未来の医療に貢献することをめざす臨床研究専門の診療科です。